妊娠中は今まで食べていたもの・飲んでいたものもお腹の赤ちゃんへの影響を考え「大丈夫かな?」と不安になったり控えたりする方も多いのではないでしょうか?
さらに妊娠中は初期・中期・後期と個人差はあるものの、つわりや浮腫みなどマイナートラブルに悩む方も多いと思います。
ハーブティーは基本的にカフェインが含まれていませんが、種類によっては妊娠中に控えたほうが良いものもあります。
今回は香りとその効果から気分や症状の緩和も期待できる「妊娠中にも飲める症状別におすすめのハーブティー」をご紹介します。
※不安のある方はかかりつけ医に相談してからお試しください。
貧血におすすめのハーブティー
ダンディライオン
- 別名:セイヨウタンポポ
- 根はたんぽぽコーヒーとして利用されている
- 強い利尿作用がある
- 鉄分も豊富でその他多量のビタミンやミネラルを含む
- キク科アレルギーの人は使用を控える
ネトル
- 別名:セイヨウイラクサ
- 鉄分・ビタミン・ミネラルが豊富
- 近年は花粉症対策として人気のハーブ
- 妊娠初期は使用を控える
- 授乳期の母乳の量を増やす働きも知られている(飲用は出産の3か月ほど前からがおすすめ)
吐き気におすすめのハーブティー
レモンバーベナ
- 別名:コウスイボク
- レモンのような酸味とかすかな甘みのある香りで好まれやすい
- 鎮静作用もありリラックスにも役立つ
- 胃を刺激するので長期間にわたって大量に飲まない
バジル
- イタリア料理にも多く用いられるお馴染みのハーブ、名前の由来はギリシャ語の王様から
- 胃腸が弱い人におすすめ
- 腸内のガス溜まりを減らし便通改善にも
- 甘みのある香りとやや刺激的なスパイシーさもある味わい
- イライラする時や疲れている時に気分を変えてくれる
- 強壮作用があるため乳幼児は飲用できない
便秘におすすめのハーブティー
ハイビスカス
- アントシアニン色素による綺麗な赤い色味のハーブティー
- 単体では酸味が強く甘味はほとんど感じられない
- 他のハーブとブレンドするかハチミツなどで甘みを足すのがおすすめの飲み方
- クエン酸・カリウムが豊富で疲労回復効果が高く夏バテや浮腫みにも効果的
- ビタミンCも豊富なので肌荒れの軽減や、緩下作用もあり便秘にも
ローズヒップ
- ローズの花が咲いた後につく実(偽果)のこと
- 飲みやすい酸味で他のハーブとの相性も抜群
- 多くのビタミン・ミネラルを含み、なかでもビタミンCの爆弾と呼ばれるほどビタミンCが豊富
- 肌荒れの軽減や妊産婦の栄養補給にも大活躍
- 繊維質も含まれるため便通を良くする効果が期待できる
下痢におすすめのハーブティー
オレンジピール
- 干したオレンジの皮のことで糖分を加えていないもの
- ビターとスィートの2種類ある
- 消化促進や胃腸の調子を整えてくれる
- ストレス性の下痢にも効果が期待できる
- 気持ちも明るくしてくれるので不安やストレスのある時におすすめ
ワイルドストロベリー
- イチゴのようなフルーティーさはなく素朴なお茶のような親しみやすい味
- ほとんどのハーブと相性が良い
- 胃腸の調子を整えてくれ下痢や胃炎などにも効果的と言われる
- 鉄分・ミネラルが豊富
浮腫みにおすすめのハーブティー
ハイビスカス
- アントシアニン色素による綺麗な赤い色味のハーブティー
- 単体では酸味が強く甘味はほとんど感じられない
- 他のハーブとブレンドするかハチミツなどで甘みを足すのがおすすめの飲み方
- クエン酸・カリウムが豊富で疲労回復効果が高く夏バテや浮腫みにも効果的
- ビタミンCも豊富なので肌荒れの軽減や、緩下作用もあり便秘にも
ローズヒップ
- ローズの花が咲いた後につく実(偽果)のこと
- 飲みやすい酸味で他のハーブとの相性も抜群
- 多くのビタミン・ミネラルを含み、なかでもビタミンCの爆弾と呼ばれるほどビタミンCが豊富
- 肌荒れの軽減や妊産婦の栄養補給にも大活躍
- 繊維質も含まれるため便通を良くする効果が期待できる

日常の中でできるちょっとしたセルフケア。
そこに美味しくてほっと心和らぐハーブティーを楽しむ時間をよければ作ってみてください。
最後に、ハーブティーはお薬でないからといって多量に飲用することはおすすめできません。
あくまで自己責任での飲用となることをご理解ください。
また体質によって合わないなどもありますので、気になる方や心配のある方はかかりつけ医や専門の方に相談するなどしてからご利用ください。
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