ハーブとは
語源はラテン語の草木などを意味するHerba(ヘルバ)だと言われています。ハーブは植物の花や葉、実、種子などを生のまま・乾燥・煮出すなどして使用します。医薬品ではなく食品ですが、科学的に合成された薬ができるもっと前の時代には医療として活用されてきた歴史があります。即効性のあるものではありませんが、穏やかに作用してその香りや働きから私たちをリラックスさせてくれたり、セルフケアにも役立ってくれます。

日本にもある?和のハーブ
柿の葉やドクダミ、緑茶や紫蘇、ヨモギなど昔から私たちの身近にある薬草なども和のハーブと言われています。
同様に植物を用いる精油についてはこちらをお読みください。
ハーブティーとは
ハーブにお湯を入れて蒸らし、有効成分をお茶として体に取り入れる活用法です。
ハーブティーは穏やかに私たちの心身に良い影響を与えてくれますが、治療中、妊娠中など何か心配事がある場合はかかりつけ医に相談したり、大量摂取などは避けるようにしましょう。

ハーブティーの基本のいれ方
①1人分のドライハーブの目安はティースプーン1杯・約3g
茶こしつきのポットにティースプーン1杯分のハーブを入れ、お湯を沸かします。
最近は一人分のハーブティーが楽しめる便利なカップソーサーもあります(^▽^)/
②お湯の温度は沸騰して少しおいた95〜98度を目安に
お湯を静かに注ぎ、ポットの蓋をして3~5分ほど蒸らします。
蓋をして蒸らすのは必要?
蓋には
- 保温
- 蒸気となった有効成分が空気中に逃げないよう閉じ込める
主にこういった役割があります。せっかくの良い香りや成分が逃げないようハーブティーを入れる際は蓋をして蒸らすようにしましょう。
蒸らし終えたらカップに注いで完成
ハーブティーをアイスで飲みたいときは
暑い時期など冷たい飲み物を欲する季節は、ハーブティーもアイスで楽しみたい方多いのではないでしょうか?
ポイントはホットの時より濃いめに入れること
- 入れるハーブの量を増やす(目安はティースプーン山盛り1杯)
- ホットのハーブより少なめのお湯を入れる(目安はホットの時の半分の量)
- ホットの時同様蓋をして蒸らす
- 氷を入れたグラスに注いで完成

ハーブティーの注意事項
ハーブはお薬ではありませんがアレルギーや妊娠中の方・治療中の方は飲用に注意が必要な場合があります。
ここではその一部をご紹介します。
キク科植物アレルギーの方は注意が必要なハーブ
ジャーマンカモミール・ダンディライオン・マリーゴールド・
妊娠中の方は注意が必要なハーブ
ジャーマンカモミール・セージ・パッションフラワー・フェンネル・ペパーミント・マリーゴールド・レモングラス・オリーブ・ジュニパー
上記はたくさんあるハーブの中の一部をご紹介しています。
飲用に不安のある方は専門店でハーブを購入する際は店員さんに相談したり、かかりつけ医に相談するなどしてご利用ください。
ハーブのある暮らしで心身にとって心地よい効果と、香りでほっとする時間をお過ごしください(⌒∇⌒)
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