映画キャラクターの概要
- 監督‥永井聡
- 公開‥2021年
- 映画時間‥2時間6分
- 出演‥
- 菅田将暉
- FuKase(SEKAINOOWARI)
- 高畑充希
- 小栗旬
- 中村獅童
個人的評価‥★★★☆☆
映画キャラクターあらすじ
もしも、売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?
しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??
introduction|映画『キャラクター』公式サイト (character-movie.jp)
漫画家として独り立ちを目指す主人公・山城圭吾。
彼は「いい奴」であるが故に、惹きこまれるような悪役キャラが描けずにいた。
そんな時、偶然殺人事件の現場の第一人発見者となってしまう。
犯人の姿を目撃し、ひどく混乱する山城だったがその後の警察の取り調べで「犯人は見ていない」と噓をついてしまう。
そしてあろうことかその目撃した犯人をモデルに自身の漫画の悪役キャラクターを描き始めたところ、その漫画が大ヒット。
念願の漫画家として独り立ちを果たした山城だったが…。
映画キャラクターを見た感想(ネタバレあり)
演技派俳優勢ぞろい!迫真の演技と演出に惹きこまれる2時間
特に事前情報もなく見始めたこの「キャラクター」
見てみると豪華俳優人が多数出演しており、皆さんさすがの演技力。
ただ内容が内容だけに残酷な描写や、あまり直視したくないような姿も多々あり…。
(リアルなグロテスク系は苦手な人間なので)一瞬「うわぁ」と目を伏せてしまうようなシーンもありつつ迫真の演技に加え、劇中の音楽などの演出もあり非常に物語に惹きこまれました。
段々ラストが想像できる点や、「なんで警察と行動を共にしないの!?」と突っ込みたくなるようなシーンもあったものの
個人の感想としては全体的に満足度の高い作品でした。
俳優さんってすごいを改めて感じる作品
今回このキャラクターを鑑賞してやっぱり凄いなと思ったのが主演菅田将暉の演技力。
演じている役柄が本来のその人なのではないだろうか、と錯覚するほど自然。
心情の変化や表情の変化をすごく自然に演じていて演技なんだけど演技に見えない。
たまにどの役柄を演じていてもその人。みたいに見える俳優さんもいるけれど(それはそれで良いと思う)
逆に全く違ういろいろな役柄を演じているのに本来こういう人なのかな?って錯覚してしまうほど自然で演技に見えない演技力の俳優さん方々、本当すごい。
(「花束みたいな恋をした」が好きなのと少し前に菅田将暉出演の「ピンクとグレー」を見たから、それぞれ演じているキャラがあまりにも違いすぎて改めてそう感じたのかもしれません)
たった2時間の中で最初の顔とラストのあのシーンの顔に変化するまでの山城の変化や葛藤を
とても丁寧に自然に表現していて
なんかもう本当圧巻でした。(語彙力なくてすみません)
そしてFuKaseさん、私はあまり詳しくは知らないのだけれど、ほぼ演技未経験というから驚き。
あの掴みどころのない不気味で挙動不審の恐ろしい犯人役がすごい雰囲気含めぴったり…。
2時間でまとめるには少々物足りなさも感じたけれど、物語への惹きこみ方などとっても面白い作品だったと思います。
でもこの世からこういった事件がなくなることを心から祈っています。
最後に独り言
少し話がずれるけれど、演技が自然すぎて本来もそういう人に見える俳優さんといえば、私の中では瑛太。
やっぱり映画を見る時間は楽しいです。
まだまだ色々な映画作品を見たい(^▽^)/
おうち時間のおともに映画、おすすめです(⌒∇⌒)

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